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悲しみのおすそ分け
そんなタイトルが浮かんだ

タイトル任せに徒然してみる





昨日のブログにも書いたが、自分が強いストレスを感じていることを身体の状態から教わった。
脳の混乱。コントロールの効かないフラフラしたおぼつかない足取り。弱弱しく乱れる呼吸。身体に起きていうことは分かるけれども、なぜそんなにもストレス状態が露呈するのかが分からなかった。

昨日の深夜、視界が狭く暗くなっているような感じがした。身体も見えない重さを感じていた。

最近していなかったが、スピリチュアルな目線でそれらを感じてみた。

すると亡くなった兄の事を感じた。
兄がまだいるのだ、と。
「12年経ったのにそんなはずは・・・」と思った。
だが否定せずそのまま浮かんでくるものと会話をしてみた。
すると兄が私を心配しているということや、兄なりに私をサポートしようとしているが力みが入っていることなどが情報としてきた。兄直接ではなく兄のガイド的な存在との会話らしい。わたしも兄との直接会話は望んでいない。何かそれは今やるべきことではないように思う。

そのガイドに心で語ってみた。「どうやら脱力するといいようですよ」と。
「私の最近の学びに”脱力”というものがあります。力んでやろうやろうとするほどに緊張状態になって返ってストレスが強くなってしまうようですが、まぁもういいや、お任せだ、と力を抜くとフワッとやれたりするそうです。兄が上に上がろう上がろう、として力んでいるのなら、そして私を心配して何かしようとしているのなら、それら全てを脱力してやめてみるのはどうでしょう」と。

すると無言の中で部屋の空気が明るく軽くなっていくのを感じた。
私の思い・・・重い体もじわ~っと軽くなっていった。視界がゆるやかに明るくなる。

「もうなにもしなくていいのよ」と私は言ってみた。
「私はこの世界で脱力して生きるから、霊の世界で脱力していればいいのだと思うよ」と。

なにやらフワッと軽く明るくなるエネルギーを感じた。
兄は兄らしく、最後の最後、職場で倒れるまで働いていたあの時のように、私に関わっていたのだろうか。そして妹の私もまた、心のどこかで兄に対して何かしなくてはと感じていたのだろうか?意識では分からないけれども。

果たして本当に兄の影響があったのかは分からないけれども。

ただ今日になって気がついた。
めまいや呼吸や立っているのもおぼつかず
フラフラとして呼吸が乱れながらも歩かなきゃと動くあの感じは
兄が亡くなったという連絡を留守録で聞いたばかりの私の状態とそっくりではないか、と。

ショック状態だったのだ。
それでも兄の遺体が運ばれた実家に向かわなければならない。
フラフラとして呼吸をすることさえもしんどく感じた。
自分が生きていることがただ重かった。
でもそんなことを感じている余裕もないし場合でもなかった。
夜の電車に乗って家に向かった。たった30分程度の電車が長かった。
周りにいる人は皆生きているのに、なぜ兄は死んでいるのだ。
訳の分からない朦朧とした感じ。知らない人の中にいて自分を保っているのがしんどかった。
ただ生きているのがやっとのような心境と状態だった。

だが私はそれを今日の今日まで思い出さなかった。
ただひたすらこの12年は部屋を片付けられず、そしてどうして自分は動けないの?という気持ちだった。

今思えば鬱だったのだ。

でも結婚すれば、子どもを持てば、人並みに幸福になれば、私は人として普通に暮らせると思い込んでいた。兄を失った悲しみはその中で和らいでいるのだと感じていたし実際そうだったと思う。3ヶ月は泣き続け、半年はちょっとしたことで泣き、3年は引きずった。でもパートナーがいたので救われてもいた。好きな仕事もして収入も得ていた。

ただ好きだった絵だけはどうしても描けなくなっていた。
それはなぜか分からなかった。ただただストレスで歯がゆかった。

最近の3年間、つまり離婚をしてから私は本当に沢山のワークを学んだ。沢山の解放も受けた。それは離婚をしたから可能になったことだった。結果的に。

兄の遺産でそれらをさせてもらい、私は今まで生き続けた。
今その兄の遺産は消えようとしている。
もう動かなきゃ、というほどに身体はまた私を止め続けていた。
本当に理由が分からず困っていた。変化や決意や気づきのワークをどれほどしただろう。スピリチュアル、ボディ、メンタル、コーチング、NLP、、、、受ければ受けるほど私は強力な岩のように動かなくなった。意識の理由は全く分からない。こんなにも夢を描いているのに!と。

そして「無意識」に出逢ったのだ。


パソコンが重くなったので一度送信。
by olivelight | 2009-05-03 21:36 | 感じたままに
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